現在開花している品種は、高砂、紅秀峰、さおりの3種類です。
高砂

紅秀峰

さおり

受粉作業も始まっています。
さくらんぼは同じ品種の花粉では実を付けません。
だから高砂、佐藤錦、紅秀峰、レーニアなど混合して同じハウス内で栽培しています。
しかし、開花時期が微妙に異なるのと、若い雌蕊にいち早く受粉させたいことから、人の手で受粉の手伝いをしなければなりません。
どんどん咲き始める新花に満遍なく受粉をさせるため、これから約2週間ほどは毎日1,000本の桜に人の手で受粉をさせていきます。

羽はたきに花粉をつけて、優しく花を撫でていきます。高いところを撫でるのは、腕も疲れるし首が痛くなります。毎日2週間も1,000本の桜に受粉作業を行うのは本当にしんどいです。